スタッフブログ:記事詳細

幸せのカタチ

2018.02.01 17:24

13時間のフライトを経て降り立った地は、オランダの首都アムステルダム、スキポール空港。不安と期待が交差しながらホテル専用リムジンバスのカウンターへ行き、ホテルの名前を告げました。すると『ディス エリア クローズ!(その地区のバスは終了)』と言われ、思わず「なんでっ!(鹿児島弁)」と言ってしまいました。

 この「なんでっ!(鹿児島弁)」はみごとに国境を越え、若いオランダ美女に伝わり「今日はカーニバルだから、車両通行止めよ~」みたいなことを言われました。仕方なく、タクシー乗り場へ。タクシーの運転手さんはとても親切な方で、カーニバルで賑わう人波の中、ホテル近くの車両区域ギリギリまで車を寄せてくれて「ホテルは橋を渡って右だよ」と、手を振りながら異国の少女(と、思っているはず)の私を見送ってくれました。そんな感じでオランダ・アムステルダムの旅がスタートしました。

私がオランダに行った理由。それは、大好きなバロック絵画を観るためです。

17世紀バロック絵画といえば、『オランダ黄金時代』といわれるほどオランダ人画家が活躍した時代で、国宝になっている絵画も多くオランダ国内でなければ見ることができません。

巨匠レンブラントをはじめ、ルーベンス、ロイスダール、ハルス、フェルメール、私の心をとろけさせたホントホルスト、印象派のゴッホ等々…数々の絵画に囲まれ夢のようなアムステルダムの日々を過ごしました。

 幸せのカタチは人それぞれ違います。これが私にとって幸せのカタチだと、うっとりした気分で帰国の途につきました。

     上山病院 外来・手術室 副主任 赤池


 

   国立アムステルダム美術館        レンブラント作「夜警」

                        世界3大名画の一つ

      

      運河(1)                 運河(2)