スタッフブログ:2016年08月

霧島国際音楽祭

2016.08.24 11:49

今年の夏も霧島国際音楽祭の演奏会鑑賞、ならびにお手伝いとして参加してまいりました。

ザビエル教会でのバッハオルガン作品、宝山ホールでのベートーベン交響曲第8番、第9番《合唱付》、みやまコンセールでの受講者ガラコンサート。
どれも素晴らしい演奏会でした。

指揮のマスタークラスでは、高校の同期が講師を務めていることもあり、モデルオーケストラの一員としてここ数年参加させていただく機会に恵まれました。
アジアを中心とする世界中から集まった指揮者のたまご(受講生)の指揮で課題曲の演奏をします。
このモデルオーケストラには、毎年日本のトッププレイヤーが参加してくださるのですが、今年はNHK交響楽団コンサートマスターと首席打楽器奏者(鹿児島出身の方です)、東京都交響楽団コンサートマスターという超豪華な方々に参加していただき、一流の演奏を身近で聴くこともできました。
「常に全力で臨む」という一流の姿勢に触れることができ、大変勉強になりました。

私自身、力不足ながらも演奏する=表現する側、鑑賞する=受け取る側、両方で音楽と関わっていますが、音楽を通しての経験は、日常生活、特に仕事におけるコミュニケーションに置き換えて考えてみると、とても勉強になることが多いです。

ステージ上で表現する演奏者として客席の皆さんに音楽をお届けする機会をいただいてますが、準備が足りなかったり、思いが足りなかったり、技術が足りなかったり、コンディションが悪かったりすると、思うように客席に伝えることが出来ず、良い評価をいただくことはできません。
また、それらの条件が整っていたとしても、演奏者都合の身勝手な演奏では、音楽の押し付けになってしまう場合もあります。
客席で演奏会を聴く側としても、他のことを考えて「聴くこと」に集中できなかったり、ステージ上の演奏者に対する「思い」が足りなかったりすると、どんなに素晴らしい演奏も心に届かないことがあります。

仕事におけるコミュニケーションにおいて伝える側として必要なこと、受け取る側として必要なことも、これと共通していると感じました。
ステージ上での演奏、仕事上のコミュニケーション、どちらも難しさを感じることのほうが多いですが、それ故に上手にできたときの達成感、一体感は素晴らしいものがあります。

来年1月、高齢者福祉複合施設《光陽》をオープンします。

私たちとしては大きな挑戦となりますが、新しい仲間と共に環境を整え、準備万端で入居者の皆様、ご利用者の皆様をお迎えしたいと思います。

 経営管理室 管理部長 梅森

 

2016.08.23 17:09

皆さま、暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

今年の夏は、ひと味違う暑さで夜もなかなか眠れず大変でしたが、私はオリンピックが開催されていたおかげで何だか元気の出るひと夏を過ごすことができました。


水泳に始まり体操、柔道、卓球、カヌー、陸上、レスリング、バトミントン、重量挙げ、テニス、シンクロナイズドスイミング、競歩・・と、獲得メダル総数41個!史上最多だったそうです。また、今回のオリンピックでは「史上初のメダル獲得」とか「〇年ぶりの表彰台」など快挙の記録が多かったように思います。


普段からスポーツとあまり縁のない私ですが、今回日本から遠く離れたブラジルで日本人選手が活躍し、日の丸が掲げられると『じ~ん』、選手達の様々なエピソードを聞いて『じ~ん』、チーム力を見て『じ~ん』、裏で支えている監督やコーチ、サポートをしている控えの選手、選手の家族や友人を見て『じ~ん』、望んだ結果が得られなかった選手の悔し涙をみて『じ~ん』・・・テレビの前でどれだけポロポロ涙がこぼれたことか・・・。

選手の皆さんはいったいどれ程の練習を重ねてきたのでしょうか・・そしてその練習の成果を本番でしっかりと出し切る精神力・・本当に感動しました。


ゆとり世代になり、日本の将来が危ぶまれるなどと言われることもありますが、今回のオリンピックをみて日本もやるじゃないか、なかなか捨てたものじゃないと思いましたし、私自身改めて日本人としての誇りをもって一日一日を大切に過ごしていきたい。とにもかくにも、こんなに感動を与えてくれて本当にありがとう!という夏でした。


 皆さんの夏はいかがでしたでしょうか?


  うえやま腎クリニック 院長 寺口 記代