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お盆をむかえて

2018.08.10 11:38

 今年もお盆がやってきます。初盆を迎える方にとりましては悲しみを思い出し、また寂しさを募らせることになるでしょう。今年は7月に中国地方を中心とした西日本豪雨が発生し、数多くの方が亡くなられました。堤防決壊や山の崩落による大水害でしたが、まさか自分の所には来ないだろうという安心感、また急に水は上がってこないという先入観から逃げ遅れた方も多かったようです。このような緊急事態で、自分自身の判断を迫られる状況では、冷静に客観的に頭の整理をして立ち向かって行かなくてはなりません。なかなか出来ることではありませんが、自分自身が落ち着くことが最も重要であると思います。

 

今年は、台風の数も多くなると予想されています。日本列島を逆走する台風もすでに発生しています。まさしく災害に関しては今までの常識が通用しない、新しい取り組み方を模索しなければならない時期に来ているのかも知れません。皆さんも、「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、常日頃から災害対策の準備をしておきましょう。

 

 またこの時期は故郷に帰れる楽しみを、待ち遠しくしている遠方の家族がいます。子供たちのいる家族は夏休みでもあり、懐かしい顔と再会したり新しい家族が増えたりと、年々賑やかになっていきます。今年は我が家も、息子夫婦が自宅建築の地鎮祭を執り行う予定や、地震の起きた熊本から帰省するなど、賑やかな一夜が過ごせそうです。孫たちはかくれんぼやゲームなどで従兄弟同士の交流を楽しみ、夜中まで騒いでいる事でしょう。家族の有難みを感じながら、ご先祖様の墓参りをしたいと思います。

 

 高齢者福祉複合施設「光陽」も開設以来1年半を過ぎ、いよいよ独り立ちをしていかなければなりません。今後も、皆様方からのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。また知人の方で高齢者の方がおられましたら、ご紹介をお願い申し上げます。


     高齢者福祉複合施設 光陽 施設長 濵田