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「敬天愛人」

2015.12.01 11:25

今年は鹿児島県で第30回 国民文化祭が開催されました。

私は、国民文化祭テーマ曲CDの録音、開会式、オーケストラの祭典、オペラの祭典と参加をする機会を頂きましたが、特に印象深かったのは、1031日に皇太子殿下、皇太子妃殿下をお迎えして行われた開会式です。

オープニングで鹿児島の高校生二人組が「維新丸」という船に乗って時空の海を旅し、自らの人生で進むべき道を見つけていくというストーリーのショート・ミュージカルがありました。

現代の加計呂麻島、鉄砲伝来のころの種子島。

明治維新前夜、奄美から本土に帰還する西郷隆盛との出会い…

薩摩琵琶、島唄、薩摩示現流、奄美六調など、素晴らしい歌声や踊りに彩られたステージで薩摩・鹿児島の「進取」の歴史を垣間見ることができ、薩摩・鹿児島の素晴らしさを再認識することができました。

 

このブログのテーマ「敬天愛人」は、

 

劇中にも登場した鹿児島の偉人、西郷隆盛が好んで使った言葉です。

 

~私心と己の欲を抑え、謙虚な心で、人のために尽くす~

 

天を敬う

人を超越した存在である天地自然、

あるいは神に恥じるところのない正道・天道を踏むということ

天は他人も自分も森羅万象を慈しむのだから、

そのような心で人を愛すべし

人を愛する

利己の心を抑え、他人のために尽くす利他の心で生きるということ。

すなわち「自分を愛するな」という戒め。

これは、「敬天愛人」を社是とする京セラ・稲盛和夫名誉会長による解説です。

 

腎愛会の理念である

「私たちは豊かな人間愛を持って、常に最良の医療を求めて最善を尽くします」

と重なるところもあり、非常に感銘を受けました。

この立派な理念に恥じぬよう、日々精進して参ります。


              法人本部 管理部長 梅森